蠱惑の光

今夜は、いつもとは違う金曜の夜の時間を過ごした。

さて、どんな時間だろうか?

ホテルの最上階のバー。


周りに見える夜景、蠱惑の光が輝いている。
お酒を飲みながら様々な、人間模様が見えた。

その場を、楽しく飲む雰囲気。
初対面の人、顔は合わしたことがあるけど、初めて言葉を交わした人。
言葉のボールは、あちこちに投げかい、時には跳ね返り
時には、すり抜けたり。

私の居場所は、どこかいつも探る。

最近は、よく見失う。

そういう時に限って、時間を気にする。
もちろん、輪の中に入り会話もするが…

自分がどんな人間で、何をしたいのか?

いったい何でここまで来て、これから先どこへ進むのだろう?
不安とは、違う…

漠然とした気持ちが、そこにあるだけ。

弱い自分も居ることを、今夜だけ認めよう。
たまには、気持ちを吐き出そう。

そして、もう寝よう。

また、明日そこには、違う未来がある。

未来はいつもとほぼ同じ自分がいる。
都会を走る自分がいる。